『持ち直す』について

これまで『持ち直す』という言葉を聞き流していた、、、
でも、とても重要なんだと、「過去トレ」から再確認したんだ！！

『持ち直す』を「ふ～ん」と聞き流していたんだよ。
つまり、株のセミナーなどで、
「この株を持ち直して、、、」などでよく耳にしていたけど、
あまり意味を考えずに聞き流していたのさ！！
何となく気にはなっていたんだけど。

例えば、
買６００円のポジション（買建て玉）
と
売５００円のポジション（売建て玉）
を持っていたとしよう。
そこで、
株価が、４５０円で売５００円を決済したとします。
すると、
決済前の含み損益は、△１００円（損失固定）
決裁後の含み損益は、△１５０円
決裁後の確定損益は、＋５０円
ここで、
実損益は、含み損益＋確定損益＝実損益から、
△１５０＋５０＝△１００と決済前と変わりません（当たり前ですね）。
そこで、決済したポジションは、売ポジション、
そして、決済した株価は、４５０円です。
決裁直後に、売４５０円でエントリーすると、
決済前と変わらず、実損益が△１００円になります。

ゆうさん、ちょっと待って、
ここからが、大発見（再認識）なんだよ！！
もう、気づいている人が多いと思うけど！？

決裁したポジションが売なので、
売は、高く売った方が有利だってことは解るよね。
だから、決済した株価４５０円よりも高くなるまで待つんだ。
そして、株価が４８０円で売ポジションをエントリー（４８０円売建て）
するとね！！
エントリー後の含み損益と確定損益、実損益は次の通りになるんだ。
含み損益：△１２０円
確定損益：＋５０円
実損益：△７０円
したがって、エントリー前は、実損益△１００円ですが、
エントリー後は、実損益△７０円です。
つまり、含む損が３０円減って、実益が３０円増えたことになるでしょう！！

だがらね、
みんなが、ポジションを『持ち直す』っていうんだよね。

そうなんです。
「ポジションの持ち直し」に気をつけて、過去トレ１年分をやってみたら
すごい利益が出たんだよ。
だから、ゆうさんに教えてあげようと思ってね！！